ブタもおだてりゃペダル踏む


ロードバイク2年目よりスタート。
基本内容は自転車・自動車・旅など。
はたして今年こそそれなりに見られるくらいにはサイクルジャージを着られるようになるのか?!(腹回り的な意味で)

桜のアルプスあずみのセンチュリーライド(前日編)

去る4月23日、長野県は松本市を起点として150kmを走破するファンライドイベント



『アルプスあずみのセンチュリーライド』(通称AACR)


が開催されました。



例年5月の一回のみの開催でしたが、参加者が多く、毎回エントリー峠(※早いもん順のエントリーの争奪戦)に泣かされる者多数という状況下で、4月開催・5月開催の隙を生じぬ二段構えとなりました。

とはいえ、やはりメインは160㎞(100マイル=センチュリーマイル)が設定される5月の方であると思いますが、そこは『ハルヒル』こと榛名山ヒルクライムと日程がかぶるので参加できません。なぜならハルヒルは自分にとって原点であり頂点なので(*´ω`*)



4月22日、前日に開催された会社の歓送迎会で多少飲みすぎた(やや吐瀉った)のですが、朝から遠征の準備に取り掛かります。



着替えやサイクルジャージなど、必要なものは前々日までに用意しておき、当日朝はロードバイク本体や機材を車に積み込むのみという状況までにしておきました。
最後の最後まで持っていく備品に迷ったりもしましたが、いざ本番の朝、最後まで迷って持っていったアイテムは別に持っていきませんでしたw



群馬の地元から車を飛ばすこと3時間弱、松本市内の会場の梓水苑にて前日エントリーを済ませます。



後、その足で松本市内で買い出しを済ませ、宿へと向かう最中・・・



左折時に地面から生えていた鉄製のポールで左側リアフェンダー付近を思いっきり



『ゴキャ!』



とでも言うような音を立ててぶつけてしまいました(泣)
後日地元の板金屋さんに見てもらったところ結構なお値段に。
5月ということもあり自動車税とのダブルパンチが綺麗に私のアゴを打ち抜きました。

(左リアフェンダー付近・走行には影響ないものの見た目には大打撃)



何事もなければそもそも無かった出費ですので、皆様も事故にはくれぐれもご注意を。
自損ならまだしも他人を巻き込むと非常に厄介ですからね・・・



そんなこんなで凹む気持ちを抑えつつ、当日の宿にチェックイン。



本日の松本駅近くの東急さんです。
市街地のビジネスホテルなので景観なんぞ望むべくもありませんが、そんなことは良いのです!仮眠程度にでも寝られればいいのです!!

(窓からの松本市内)

(部屋の中)




しばらく部屋でダラけた後、同じ自転車部に所属するK君が偶然にも同じ宿に居たので、二人連れだって夕食へ。



長野・・・、信州・・・、そう蕎麦です!!(別に意表とかつきません)



K君が見つけたお蕎麦屋さんに徒歩で向かいます。
宿から15分程度だったでしょうか、大通りの喧騒も届かない程度には路地に入った、いわば隠れ家的なお店へと案内されました。




水舎(松本今町店)

水舎 松本今町店 PV




なんだか仰々しいPVですが、実際のお店は静かでしっとりとしたいい雰囲気のお店です。


旅先の夜を楽しみたいところですが、自分たちの目的は翌日の150㎞ロングライド、決して呑気な観光ではありません故、夕食でバカみたいに暴飲暴食はできません。



私が頼んだのは山菜そばと日本酒、それから



『明日は馬の如くよく脚が回りますように!』



との願いを込めて馬刺しを頼みました。好きなんですよね、馬刺し。歯ごたえがあって、アッサリしてて。
すぐ後ろの席にもサイクルジャージ着た二人連れが夕食をとっていました。



『この人とも明日一緒に走るんだろうなぁ』



なんて心のうちで思いつつ、ほんの少し酔いが回った中で、楽しい夕餉の時間は過ぎていきました。

(山菜そばと升に入った日本酒。グラスはもちろん升までなみなみと満たされてます)



そして再び宿へ。
シャワーを浴び、翌日の準備を整え終わったころには出立時刻までおよそ5時間程度まで時間が過ぎてしまっておりました。


『いかん!このままではPBPのように寝ながら自転車をこぐことになってしまう!!』


と思い大慌てで床につきました。
(PBP=パリ・ブレスト・パリ。簡単に言うとめちゃくちゃ過酷なロングライドの頂点)



それにしてもホテルの柔らかい枕は個人的には相性が悪く、あまり良い眠りを得られません。世の中一般があの枕基準だとは思えないのですが、そこはクリーニングの都合などもあるのでしょう。



そんなこんなで翌日の本番に向けて期待と不安に胸を膨らませながら、信州の夜は更けていくのでした・・・


(後半につづく)

×

非ログインユーザーとして返信する